2018年 07月 09日
ジャパンエキスポ最終日 |
最終日を終えました。最終日はほとんど写真を撮る暇がないくらい、お客様が多かった印象です。そしておかげさまで、最終日の売り上げが1番高く、1人のマダムは大物3点もお買い上げくださいました!本当に嬉しい気持ちで終えることができました。昨日は会期後撤収もあり長い一日でした。3箱で持ち込んだ品が2箱におさまりました。初めてにしては上出来だと思います。予想よりも多くの品が旅立ってくれて、本当に嬉しいです。
朝、またラベンダーを摘んで通勤。
今回初めてパリの市場に参戦してみて、意外にも日本での反応と変わらないか、それ以上の手ごたえを感じました。器に対するパリの人々の感度は十分高く、価格についても高くても問題なく買っていただけるという印象です。
今回はあえて輸送費などを上乗せせずに、日本での売価とほぼ同じか、少し安いくらいの設定でいきました。今回は私が持っていき私が販売しているので、マージンがかからないため(渡航費や参加費の持ち出しはありますが)市場を学ぶためにあえてそうしました。私が日本で初個展をした時の価格帯に近づけて販売する事が出来ました。しかしお取引の場合は輸送費の問題が出てきます。
パリ滞在中に一件打ち合わせがあります。こちらとの商談が決まった場合、後日輸送になる為どのようにしたら良いか、悩ましいです。
実はジャパンエキスポの会場でも、お取引の打診がありましたが、卸値がとても先方の希望に合わず辞退しました。フランスのお店とお取引が出来る、というバリューに飛びつくと結果持ち出しばかりで泣きを見ることにもなりかねません。日本でも駆け出しの時に、どこかと取引して仕事を貰いたい一心で安価に取引成立させる事は絶対に避けるべきです。自分の品の価値を見極めて、じっと待つべき期間というものが必要です。お店の方向性と自分のブランディングが合致しているかもとても重要です。品を低く見積もってもいけないし、高く見積もってもいけない。この見極めが本当に難しいです。
さて打ち合わせでどういうお話になるか。ワクワクドキドキが続きます。
by yukoo1218
| 2018-07-09 12:38
| 陶芸の仕事